介護福祉士試験対策

介護福祉士試験はマークシート式、注意点などを解説します

スタッフ

「介護福祉士の試験はマークシート式だって聞きました。今までマークシート式の試験を受けたことがなくてちょっと心配なんですけど、マークシート式の注意点などはありますか?

「最近はマークシート式の試験が増えていますね。学校の受験などもマークシート式です。とはいえ、マークシート式の試験が初めての人も少なくないでしょう。思わぬミスで失点しないよう注意点をおさえておきましょう」

施設長
こんな疑問を解決します

この記事の内容

マークシート式の試験における注意点などについて書いています

こんにちは、せいじです。介護業界に20年以上従事しており、現在は独立して介護の資格などの講師をしています。介護福祉士試験対策講座も複数の学校で担当しています。

さて、介護福祉士の試験はマークシート式になっています。選択したい番号を黒く塗りつぶす形で解答していくんですね。

解答用紙には問題文などがなく、問題の番号と選択欄があるだけとなります。

なれていないと、思わぬミスが発生することもあります。ですから、マークシート式の特性をおさえおく必要があります。

というわけで、今回はマークシート式での注意点などについて解説します。

介護福祉士試験はマークシート式、注意点などを解説します

では、マークシート式での試験における注意点などについて見ていきましょう。

介護福祉士のマークシートは丸数字を塗りつぶす方式

介護福祉士の試験は、問題文と解答用紙が分かれている形になります。そして、解答用紙はマークシート式になっており、正解と思う数字を塗りつぶしていくことで選択したことになります。

試験は5択での出題になるため、①〜⑤の数字が並んでいる欄から、1つの数字を選んで塗りつぶすわけです。

その際の注意点としては、次のとおりです。

マークシート式の注意点

  • はみ出さないようにしつつ枠内すべて塗りつぶす
  • 消す場合はきれいに消すこと
  • 複数の塗りつぶしは不正解となる

選択する数字蘭は「①」のようになっています。その中をきれいに黒く塗りつぶしてください。

鉛筆かシャープペンシルを使用して行いますが、芯は濃いめのもの、具体的にはHPもしくはBを使用しましょう。塗りが薄いと読み取ってくれず、不正解になる可能性があります。

欄からはみ出さないようにと書きましたが、そこまで神経質になる必要はなく、少々はみ出ても結果に影響はありません。

ただ、一度塗りつぶしたあとに選択を変更する場合は、消しゴムでしっかりと消してください。なぜなら、消しが不十分で複数選択と判断されてしまうと、問答無用で不正解になるからです。

ところで、消しゴムで消したときに、他の設問の選択肢も誤って消してしまうことがあります。正答を選んでいても気づかずに消してしまっていると、塗りつぶしが不十分でコンピューターが読み取ってくれず不正解になることがあります。

消しゴムで消した場合は、周囲の選択欄も誤って消してしまっていないか確認するようにしてください。

実際の解答用紙

解答欄のずれに注意

繰り返しになりますが、マークシート式では、問題用紙と解答用紙が分かれています。そして、解答用紙には問題番号と解答欄があるだけとなります。

ですから、往々にして解答の記載がずれることがあります。

1つずれが発生すると、以降の問題すべて不正解になる可能性があります。ですから、随時ずれがないか確認しながら解答するようにしてください。

最後まで解答してやっとずれに気づいた、なんてことになるとそこから修正するのは困難になりますからね。

ちなみに、解答用紙のマークシートは5問ごとに線を引いてくれています。その線を意識しながらチェックするといいでしょう。

マークシート式で失敗しないために

スタッフ

「マークシート式の注意点はわかりました。でも、本番で冷静に解答できるかなぁ。緊張で注意点をわすれちゃいそう・・・」

「たしかに、本番の試験を平常心で受けるのはむずかしいですね。合格する実力があるのに出しきれないということも起こり得ます。そのためには、マークシート式になれておくことが大切ですね」

施設長

過去問をマークシート式で解く

マークシート式になれるために、自宅学習で過去問に取り組む際はマークシート式で解答するようにするといいでしょう。

過去問題集には、マークシート式の解答用紙が付いているものがあります。また、インターネットで検索すると、マークシート式の解答用紙が手に入ります。

それらをコピーまたは印刷して、繰り返しマークシートで答えていくことで、安心して本番に臨むことができるようになります。

模擬試験を受験する

マークシート式で失敗しないために、また本番の試験を落ち着いて受験するために、模擬試験を受験して経験値を積んでおくというのもおすすめです。

模擬試験には会場で受ける形と、試験問題が送られてきて自宅で受験する形がありますが、本番になれるという点では会場で受けるタイプの模擬試験を受験するといいでしょう。

本番さながらの雰囲気を経験することで、試験当日までの準備がしやすくなりますよ。

介護福祉士試験はマークシート式、注意点などを解説します:まとめ

スタッフ

「これでマークシート式への対策はバッチリ!。介護福祉士合格まちがいなしですね!」

「いや、マークシート式への対応はOKですが、試験勉強をしないと合格しませんよ?」

施設長
スタッフ

「あっ・・・」

この記事のまとめ

  • マークシートの解答は、正しく塗りつぶすこと
  • 修正は消しゴムできっちりと行う。消し残しにより複数回答にならないように
  • 解答欄にずれが起こらないよう、5問ごとにチェックする
  • 本番までの自己学習でマークシートを使用しなれておく。模擬試験も効果的

なお、試験に合格するための勉強方法については、介護福祉士試験に合格するための勉強方法やコツ、必要な時間を解説をご覧ください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

介護のやりがい・魅力、介護職の困りごと解決、その他介護を含む福祉に関することがらについて発信しています。【経歴】大学卒▶︎アパレル関係▶︎介護職▶︎ケアマネ▶︎施設長(老人ホーム)介護業界20年【現在】2019年独立/介護関連の講師・介護コンサルタント・居宅介護支援事業所運営

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