
「社会人になると試験を受ける機会ってほんとにないですよね。だから、本番で実力が発揮できるかとても心配です。緊張して頭が真っ白になっちゃうんじゃないかなぁ・・・」
「過度の緊張や不安は、できることもできなくさせてしまいますからね。本番で実力を発揮するためには、それなりに準備しておく必要があります。今回は本番で実力を発揮するための準備について見ていきましょう」

こんな悩みを解決します
この記事の内容
介護福祉士試験の本番で、緊張せずに実力を発揮できる方法について書いています
こんにちは、せいじです。介護業界に20年以上携わり、現在は独立して介護の講師をしています。介護福祉士試験対策講座も複数の学校で担当しています。
さて、介護福祉士試験に向けていくら勉強をしたとしても、試験当日に実力が発揮できなければ合格することはできません。
本番での実力発揮を邪魔するものとしては、緊張や不安があげられます。行ったことのない会場、経験したことのない雰囲気にのまれてしまって本番で力を発揮できない、ということはよくあるんですね。
避けるためには相応の対策が必要になります。
というわけで、今回は介護福祉士試験の本番で実力を発揮できる方法について解説します。
介護福祉士試験の本番で力を発揮するための方法

では、介護福祉士試験の本番で実力を発揮するための方法について見ていきましょう。なにごとも準備が大切ですからね。必要な準備を確実にしていくことで、本番で実力を発揮できるようになりますよ。
模擬試験を受けて試験になれておく
本番で実力を発揮するためには、試験になれておくことが重要です。介護福祉士の試験になれるためには、模擬試験を受けることをおすすめします。
模擬試験には、会場に行ってするものや、テストが送られてきて自宅でするものがありますが、試験になれる目的であれば会場に行って本番さながらで受験するのがいいでしょう。
模擬試験で予行演習をしておけば、本番の会場とはちがうとはいえなんとなく雰囲気をつかむことができます。
また、問題を解いていく際の時間配分についても把握することができるはずです。
模擬試験を受験することで、本番での落ち着きが変わってくるでしょう。
ぜひ、模擬試験を活用してください。
なお、試験の時間配分についての詳細は、介護福祉士試験での時間配分についてをご覧ください。
自宅で試験形式で勉強をする
普段の勉強の中でも、本番を想定した形で勉強することで試験当日に備えることができます。
過去問に取り組む際に、きちんと時間をはかりながら集中して解いていくのです。
模擬試験ほどではありませんが、本番に備えることができるでしょう。
マークシートになれる
本番さながらに自宅学習する際は、解答用紙もマークシート式のものを使いましょう。本番にできるだけ近い形で勉強することが、当日の結果にプラスになるからです。
特にマークシート式の試験を受けたことがない人は、本番でとまどわないためになれておかなければなりません。
ですから、自宅学習でもマークシートを使って解答しておいてください。
マークシート式の解答用紙は、インターネットで検索するとダウンロード可能です。それを印刷して使用するといいですね。
パソコンなどが苦手な人は、介護福祉士の過去問題集を購入すれば付録としてついてくるものがあります。問題集の一番最後のページを確認してみてください。
それをコピーして繰り返し使用しましょう。
試験本番で効率よく解答する方法


「本番で実力を発揮するためには、準備が大切ってことですね!ちなみに、本番の試験で効率良く問題を解いていくための方法などはありますか?あらかじめそれを意識しながら準備していこうと思うので。
「では、できるだけ点数を取りこぼさないように、おさえておくべきポイントをあげていきましょう」

迷う問題は後回しにする
問題を解いていて、迷う問題が出てきたら後回しにしましょう。そこで考えこんでしまうと時間を浪費することになるからです。
時間を浪費すると、後の問題に影響が出てきます。すべての問題に解答できなかったり、焦って凡ミスをしてしまったりといったことです。
迷う問題を正解しなくても、後のかんたんな問題に答えることができれば合格点は取れます。
ですから、わからない問題は後回しにして、わかる問題から解いていくようにしてください。
わからなくても必ず解答する
ただし、わからない問題についても、必ず後で解答を記載するようにしましょう。なぜなら、解答さえしておけば偶然であっても正解する可能性があるからです。
無回答で出すと確実に0点になりますからね。問題がさっぱりわからん!という状況ならば、最悪鉛筆コロコロで決めてもかまいません。必ずすべての問題を答えるようにしてください。
解答欄のずれに注意する
マークシート式で注意が必要なのは、問題と解答のずれです。3番の解答欄に4番の問題の解答をしてしまう、ということが起こるからです。
マークシート式では解答用紙に問題が書いていません。問題番号と解答欄があるだけです。ですから、知らず知らずのうちにずれてしまうことがあるのです。
特に、わからない問題を後回しにするときは十分注意してください。ずれてしまいやすいですからね。
マークシート式の解答用紙は、5問ごとに線が引いてあります。その線を目安にして、ずれがないかをチェックするようにしてください。
そうすることで、ずれが発生するリスクをおさえることができます。
マークシート式の試験での注意点などの詳細については、介護福祉士試験はマークシート式、注意点などを解説しますをご覧ください。試験当日に使われるマークシートの画像も掲載しています。
参考になれば幸いです。
介護福祉士試験の本番で力を発揮するための方法:まとめ

「本番で力を発揮するための準備や注意点、これでバッチリです!あとは実力をつけるのみですね。で、発揮するための実力はどうやってつけたらいいんですか?」
「そこ肝心ですよね(汗)勉強方法については、下記の記事を参考にしてください。準備万端にして合格を目指しましょう!」

介護福祉士試験に合格するための勉強方法やコツ、必要な時間を解説
この記事のまとめ
- 模擬試験を受けて、本番の予行演習をする
- 自宅学習でも時間をはかりながら集中して過去問を行う
- マークシート式の解答用紙を使って解答する
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。