
「いよいよ介護福祉士試験が迫ってきました。当日持っていかないといけないものってなんですか?また、こんなものを持っていった方がいいよ、というものがあれば教えてください」
持っていくものって大切ですよね。ないと受験できない可能性があるもの、試験に影響が大きいものがあったりします。ですから、持ち物は確実に準備していきましょう」

こんな疑問を解決します
この記事の内容
介護福祉士試験当日に持っていかないといけないもの、持って行った方がいいもの、そして持って行っても使えないものについて書いています
こんにちは、せいじです。介護業界で20年以上従事しており、現在は介護福祉士試験対策講座の講師などをしています。
さて、介護福祉士試験当日、何を持って行ったらいいのか不安になる人もいるかもしれません。万が一必要なものを忘れてしまったら、試験のできに影響を及ぼす可能性があるばかりか、試験自体が受けられないことにもなりかねません。
ですから、確実に持っていくようにしてください。
他にも、本記事では持って行った方が便利であったり、試験の負担を減らすことができるもの、持って行っても現地では使えないものについても書いています。
使えると思って使えなかったら、混乱して試験に集中できないなんてことになります。
というわけで、今回は介護福祉士試験当日に必要なものなどについて解説します。
介護福祉士試験!テスト当日に必要な持ち物はこれ


「まずは受験するにあたって欠かせないものです。確実に準備するようにしてくださいね。介護職は普段腕時計を使う習慣がないでしょうから、時計の準備を早めにしておきましょう。
当日に必要な持ち物
- 受験票
- 筆記用具
- 腕時計など
- マスク
- 上履き
- 参考書など復習できるもの
「たしかに、介護をするときに腕時計は邪魔になるのでつけませんね。それに日常生活でもスマホで時間の確認をするので腕時計をつける習慣がありません。私、持ってないかも・・・。

受験票
試験を受験するために必要なものとして、まずあげられるのが受験票です。
受験票は原則として必ず持っていく必要があります。そして、持って行った受験票は、自分の座席に貼ってある受験番号のところに置いておかなければなりません。
とはいえ、万が一忘れてしまって、取りに帰っていると試験時間に間に合わない場合は時間を優先してください。
なぜなら、受験票を忘れてしまったとしても、本人確認が取れれば受験は可能だからです。
ただし、忘れてしまうと精神的な動揺は起こるでしょうから、受験票は忘れないようにしっかりと準備してください。
また、試験が終わっても受験票は大切に持っておいてください。合格発表の際に自分の番号を確認する必要があるからです。
自宅に合否の通知は届きますが、今はインターネットでも確認することができます。受験票があれば、いち早く確認することができますからね。
筆記用具
次に必要なものは、筆記用具です。そして、筆記用具の中でも、鉛筆と消しゴム、鉛筆けずりが必要になります。
なぜなら、介護福祉士試験はマークシート式で行われるからです。マークシート式への記載は、鉛筆で行う必要があるんですね。そして、修正するためには消しゴムが必要になります。
快適に記載するために、鉛筆は複数本持って行くようにしてください。先が丸くなった鉛筆では、うまくマークできずにストレスとなる場合があります。
鉛筆けずりを使えばいいという話しですが、試験中にけずるのは時間のロスになります。ですから、時間のロスを生まないために複数本の鉛筆を用意しておいてください。
また、鉛筆はHB以上の濃さのものを選ぶようにしてください。薄いとマークに負担がかかってしまいます。
消しゴムも重要です。消しやすい消しゴムを準備してください。鉛筆のお尻にある消しゴムでいいや、と思うかもしれませんが、それでは不十分です。
基本的には、鉛筆の後ろについている消しゴムは消えにくいものが多いですし、万が一解答にずれが生じて広範囲を消さないといけないことになると、大きく時間をロスすることになります。
ですから、きちんとした消しゴムを用意するようにしてください。
腕時計など
時間を確認するための時計も必要です。試験中はスマホを使用することができないからです。ですから、腕時計などを持って行くようにしてください。
最近はスマホが普及しており、日常では腕時計をしない人も少なくないでしょう。
時計を持って行く際は、電池切れ、故障などを起こしていないか、事前に確認しておいてください。
マスク
試験が実施されるのは1月です。1月は感染症予防が重要になる季節でもあります。ですから、マスクを着用して行ってください。
不織布マスクを使用する場合、ゴムがちぎれるなどのマスクの破損が考えられます。予備のマスクも準備するようにしてください。
上履き
会場によっては土足禁止のところもあります。その場合は上履きを持参する必要があります。
なお、上履きが必要かどうかについては受験票に記載されます。確認の上必要な場合は持って行くようにしてください。
参考書などの復習できる物
参考書や過去問題集、その他復習できるものも持っていきましょう。行きの電車の中や会場に到着後、そして昼休憩時に見返すことができるからです。
完璧に勉強できた、合格間違いなし!と自信満々であれば荷物を減らすというのも選択肢になりますが、万全を期すためにも、お守りがわりでいいので持って行くことをお勧めします。
いつでも見返せるという安心感が、精神的な安定にもつながり、落ち着いて試験に臨ことができるでしょう。
持って行くと便利なもの


「次は持って行くと便利なものについて紹介しておきます。必須ではありませんが、あった方が試験に集中しやすいでしょう。
持っていくと便利なもの
- 防寒具
- 消毒液や除菌シート
- ポケットティッシュ
- 飲食物
「女性は冷え性の人が多いですものね。しっかりと防寒していった方が良さそうですね」

防寒具
試験は1月の寒い季節に行われます。会場にはもちろん暖房が完備されていますが、場所によって、また個人によってひどく寒く感じる人もいるでしょう。
そんな時に対応できるよう、防寒具を用意しておきましょう。たとえば、膝掛けやカイロですね。
事前に介護福祉士試験の受験経験のある先輩から情報収集しておくといいですね。
会場によっては、底冷えがひどいところもあります。寒すぎて試験に集中できないというようなことがないよう、対策を講じておいてください。
消毒液や除菌シート
試験が行われるのは感染症の流行する時期になります。変な心配で集中力がそがれないようにするためにも、消毒液や除菌シートを持って行くといいでしょう。
ポケットティッシュ
風邪などをひいていたり、また寒いところから暖かいところに入ったりすると、鼻水が止まらないといったことが起こる場合があります。
その時に使えるよう、ティッシュを持って行ってください。ポケットティッシュを数個持っていけば、安心して受験できるでしょう。
飲食物
飲食物も事前に用意していったほうが安心です。会場内で販売しているところもありますが、場合によっては売り切れてしまうことも考えられます。
会場に着く前にコンビニなどで調達するのでもいいでしょう。事前に準備しておくことをお勧めします。
受験時に使用不可のもの


「最後は受験会場では使用できないものについても紹介しておきます。使えないものの中には、ないと試験に支障が出るものもあります。具体的にはスマートウォッチ。時間がわからないと時間配分がうまくできませんからね。必要な持ちもので紹介したように、腕時計などを忘れないようしてくださいね」
使用できないもの
- スマホなどの携帯電話
- スマートウォッチ
- 耳栓
- 帽子
- パソコンやタブレット
「腕時計、早めにチェックするようにします!」

スマホなどの携帯電話
試験中は、スマホなどの携帯電話の使用はできません。周囲への迷惑になりますし、カンニングする可能性があるからです。会場への持ち込みは可能ですが、試験中は音を切ってカバンの中にしまっておいてください。
くれぐれも、試験中にアラームや着信音が鳴らないようにしておきましょう。
スマートウォッチ
カンニング防止の観点から、スマートウォッチも使用することができません。時計としての使用も許されていません。
ですから、試験時はスマートウォッチに変わる時計を準備するようにしてください。
耳栓
試験に集中するために耳栓をしたい、という人もいるかもしれませんが、耳栓も使用が禁止されています。試験管の案内が聞こえなくなりますし、耳栓に細工してカンニングする可能性があるからです。
帽子
試験中の帽子の着用もできません。帽子を着用することで、本人確認がしにくくなるからです。
もちろん、行き帰りの移動時に、防寒として帽子を着用することはできますが、試験中は脱帽してカバンにしまっておいてください。
パソコンやタブレット
言うまでもないかもしれませんが、試験中のパソコンやタブレットの使用も禁止されています。基本的に試験中の机の上に出せるものは筆記用具しか許されていません。
介護福祉士試験当日に必要な持ち物はこれ!:まとめ

「これで持ち物についてはバッチリです。あとは忘れ物をしないようにしっかりと用意します」
「何事も事前準備が大切ですからね。特に持ち物については、当日あわてないようにしっかりと準備してくださいね」

この記事のまとめ
- 受験票や時計など、必須のものを事前に準備しておく
- 受験経験者に聞いて、あった方が良いものを確認して持って行く
- 使用できないものを把握し、代替品が必要なものは用意して行く。具体的には時計
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。